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トヨタが開発した「水素エンジン」、燃料電池と何が違うのか?

※この記事は公開から1年以上経っています。
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「燃焼」と「貯蔵」がネック

実は水素を「燃やす」には厄介な問題があるのだ。一つは過早着火(バックファイア)の問題。水素はガソリンや軽油と違って可燃範囲が広い、すなわち「燃えやすい」ため吸排気バルブなどの高温部品に接すると、制御外の着火が起こるのだ。これではまともに走れない。

こうした問題を回避するため、構造上バックファイアが起こりにくく、幅広い燃料を利用できるロータリーエンジンで水素エンジンの実用化を目指したのがマツダ<7261>だ...

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