実は水素を「燃やす」には厄介な問題があるのだ。一つは過早着火(バックファイア)の問題。水素はガソリンや軽油と違って可燃範囲が広い、すなわち「燃えやすい」ため吸排気バルブなどの高温部品に接すると、制御外の着火が起こるのだ。これではまともに走れない。
こうした問題を回避するため、構造上バックファイアが起こりにくく、幅広い燃料を利用できるロータリーエンジンで水素エンジンの実用化を目指したのがマツダ<7261>だ...
米国の大手製薬会社イーライリリー(インディアナ州)の関節リウマチ治療薬「バリシチニブ」が、国内3番目の新型コロナウイルス感染症の治療薬として承認される見通しとなった。