スポーツクラブ各社は東京都、大阪府、京都府、兵庫県の4都府県に緊急事態宣言が出たのを受け、当該エリア内の店舗について休業体制に入った。宣言初日の4月25日は大半のクラブが「周知期間を設ける」などとして通常通りに営業し、週明け26日も対応が一部分かれた。セントラルスポーツは最も遅く29日から休業とする。これにより、床面積1000平方メートルを超えない比較的小規模の店舗を除き、休業が対象の全店舗に及ぶ見通しだ。
コロナ禍による臨時休業はおよそ1年ぶり。スポーツクラブ各社は新年度の出鼻をくじかれ、業績回復の芽が一層遠のく格好となった...
国内流通首位のイオンと同2位のセブン&アイ・ホールディングスの2021年2月期の決算がでそろった。両社ともにコロナ禍で減収減益が避けられなかったものの、いずれも回復傾向が現れている。