TOB不成立 早くも前年に並ぶ6件、「敵対的」案件増に呼応

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写真はイメージです(東京・大手町のビル群)

TOB(株式公開買い付け)の不成立が相次いでいる。今年はすでに6件を数え、4カ月余りを残して過去最高だった前年分と並んだ。こうした背景にあるのが対象企業の同意を得られずに行われる敵対的TOBの増加だ。

不成立6件中、「敵対的」4件

ENEOS系石油販売会社の富士興産(東証1部)の子会社化を目的にTOBを実施していたシンガポール投資会社のアスリード・キャピタルは8月24日、関東財務局にTOB撤回届出書を提出した。これにより、TOB不成立が確定した...

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