トップ > 調べる・学ぶ > 連載 > ビジネス×占星術 >7年ぶりに再上場したスカイマーク、大空に羽ばたけるか?|ビジネスパーソンのための占星術

7年ぶりに再上場したスカイマーク、大空に羽ばたけるか?|ビジネスパーソンのための占星術

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
昨年12月、再上場を果たしたスカイマーク(羽田空港で撮影)

「土星」がキーポイントをなす

どの企業でも、キーポイントとなる天体があり、その天体に大きな影響があったときに企業として成長もあれば没落もあり、まずはそのキーポイントとなる天体を見つける必要があります。

スカイマークの場合、それが土星という天体がキーポイントになります。

スカイマークが過去に経営破綻し、昨年末に再上場を果たすという紆余曲折をたどった最大の原因が、欧州エアバスの超大型機「A380」購入にあるかと思います。

エアバスさえ買っていなければこのようなことになっていなかったと言えるわけですが、エアバスを購入する2011年頃のホロスコープを見てみると、同社の持つ土星に、新規性や革命を意味する天王星がちょうど重なっていたタイミングでした。

これは、土星という安定性に対して、革命の天王星が強烈に揺さぶりをかけていることを意味していて、良いように捉えれば常識を超えられる時期になりますが、悪く捉えるとギャンブル的な影響が出やすい時期になります。

当時はJALの失速も追い風になっており、当時の西久保愼一社長の勢いの良さから、日本勢初となるエアバスとの調印となりましたが、革命が過ぎる判断だったようです。

また、良いタイミングとしては、同社の土星に対し成長と発展を意味する木星が重なったタイミングがありました。この時期が2022年中に起きており、ちょうど土星の真上に来たのが2022年末のことであり、この時に再上場を果たしています。

つまり、同社にとって土星に対し他の天体がなんらかの影響をもたらしたときに、何らかのイベントが発生しやすい傾向が見て取れるのです。

羽田空港で

次の大きな節目は2025年に到来か

その視点で言うと、次に大きく動きそうな時期が実は2025年5月頃にあります。

この時期は、幻惑を意味する海王星が土星に重なり、悪く出ると安定性を欠いた判断をしやすくなりますが、良く出ると理想の実現という時期になります。

かなり不安定でどちらにも転びそうな傾向があり予想が難しいですが、何も起きないと言うことは考えにくいかと思います。

また、この時期にちょうど、サタンリターン(土星回帰)も発生します。

サタンリターンはこの記事ではもうお馴染みですが、たいていその企業にとっての最大のウィークポイントがあぶり出させれるようなイベントが起きやすく、この時期にどのような舵取りをしたかで今後の企業の明暗を分けるようなケースが非常に多いです。

これらの海王星やサタンリターンの影響は2025年5月から2027年初頭まで続きます。

もちろん、極めてポジティブな結果を叩き出すことができる時期でもあるので、エアバスの時のようにギャンブル性が高いですが、他社を圧倒するようなことをしなければ成長は難しいと思えるほどに、現在のスカイマークは厳しさが増す競争環境下に立たされていますので、ある意味では幸運な星配置であるとも言えそうです。

まさにこの先も予断を許さない状況である事が占星術の観点からも明確に出ており、今後の動向に目が離せません。

※次回公開予定は5月19日です。

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5