SHIFTの主なM&Aは2018年に1件、2016年に3件ある。2018年はシステムコンサルティングやシステム開発を手がけるAiritech(東京都新宿区)を子会社化した。SHIFTのメーン事業であるソフトウエア製品の機能テストに加え、パフォーマンス、負荷、セキュリティー、ユーザビリティーなどに代表される非機能テスト領域の拡大が狙いだ。
2016年はシステムエンジニアサービスの提供やWebアプリ開発を行うバリストライドグループ(東京都目黒区)を完全子会社化した...
中堅印刷業の廣済堂が乾坤一擲の“大勝負”に出る。米投資ファンドのベインキャピタル主導によるMBO(経営陣による買収)を実施し、株式の非公開化に踏み切る。有力ファンドの傘下で事業再構築を迅速に進めたうえで、数年後に再上場を狙うとみられる。
NTTが2018年11月にグローバル事業の競争力強化に向け組織を大きく変更した。これに伴い新たな領域への研究開発に今後5年間は従来比10%アップの投資を行う。M&Aについても今後5年間はペースアップが見込めそうだ。
国内自動車販売会社の苦戦が続いている。少子高齢化によるドライバー人口の減少やレンタカー、カーシェアリングへのシフトの影響により、新車販売台数は長期的に減少が避けられない。そんな「冬の時代」でもVTホールディングスは成長を続けている。なぜか?
光村印刷は1901(明治34)年の創業から120年近い歴史を持つ。幾多の時代の荒波をくぐり抜け、中堅印刷会社として確固たるポジションを築いてきた。ただ、国内印刷市場は20年間で約4割縮小しており、持続的成長に向け、どう局面転回を図るのか。