ANAクラウンプラザホテル福岡の結婚式
ANAクラウンプラザホテル福岡の結婚式(画像はプレスリリース)

ホテルは婚礼客の取り合いに?

特にインパクトが大きいのは、宴会(一般宴会と婚礼)、レストラン部門です。シティホテルの収益は大きく宿泊、宴会、レストランで構成されており、宿泊以外が50~60%を占めているのが普通です。

特に1組あたりの単価が350万円以上、ハイブランドホテルでは500万円以上の婚礼は、周辺のホテルにとって大打撃となる可能性が高いです。結婚式の顧客は、友達が挙げた式場を回避する傾向が強く、新しい会場に目がいきがち。世界的な知名度と、チャペルを擁するリッツ・カールトンは、超高単価の顧客が獲得できます。


リッツ・カールトン京都の価値は4%上昇

積水ハウスは、2013年に京都鴨川に「ザ・リッツ・カールトン京都」を誘致していました。物件は、2019年1月に積水ハウス・リート<3309>が178億円で取得しました。

ホテルは高稼働を維持しており、月間の賃料(固定+歩合)はおよそ5800万円。年間6億9600万円になります(決算説明資料より)。直接還元利回りは3.3%。収益性もとに同社が算出した物件の価値は、すでに185億2000万円まで上昇しています。

福岡のリッツ・カールトンも高稼働が予想されます。

天神地区の大規模な再開発計画は、「天神ビッグバン」と銘打たれています。国内外の人々を呼び込む、官民挙げての巨大な産業を生み出す取り組みです。

福岡市は、経済波及効果を年間8500億円と見込んでいます。その中心に鎮座するザ・リッツ・カールトンホテル。その動向に注目が集まっています。

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