[東京 15日 ロイター] - ソフトバンクグループは15日、アリババ株式を子会社に譲渡し、これに伴い2023年3月期の単体決算に約2兆6000億円の売却益を計上すると発表した。
ソフトバンクグループは投資活動を大幅に縮小し、電子商取引大手アリババの株式といった主要資産を売却した。経営陣はさらに資金を調達するため、英半導体設計子会社アームの新規株式公開(IPO)を目指している。
ZOZO創業者の前澤友作氏が、同社株270万株を売却した。売却額は85億9950万円となる。前澤氏の持ち株比率は9.99%に。今回の売却は新会社設立プロジェクト立ち上げのためだが、ポストコロナ時代の投資行動としても「正解」と言える。なぜか。