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【3分で読める!ポストM&A成功のtips】KPIの本質は“SIGNAL”

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子会社からの経営報告の質がイマイチであれば、どの子会社にテコ入れすべきか、リソース配分の検討も難しくなる…

5つのキーワードを組み合わせて活用しよう

1.Strategy(戦略の翻訳)

このパターンでは、KPIとは、全社戦略・事業戦略を遂行するために、部門や個人それぞれで、必要とされる具体的な活動内容と目標を示すものである。KPIによって、戦略が業務に翻訳される。

例)重点顧客との商談回数 / 注力商品の販売数量、など

2.Improve(改善度合いの把握)   

このパターンでは、KPIとは、問題の原因に対する打ち手の実行度合・問題解決の進捗度合を示し、必要に応じて迅速な軌道修正を促すものである。KPIによって、問題解決の進捗・効果の計測ができる。

例)XXのチェック項目順守率 / XX製造ラインの歩留まり率、など

3.General(全体の俯瞰)

このパターンでは、KPIとは、財務指標の背景にある全社の経営実情を示すものであり、その変化要因を追うことで、効率的に経営診断ができる。また、大局的にリソース配分の濃淡も検討できる。

例)海外売上比率 / XX会社買収に係るシナジー創出額、など

4.Needs(テコ入れの必要性の把握)

このパターンでは、KPIとは、横比較することで良否を示すものである。例えば、拠点間やエリア間など、横比較をすることで、悪しき事象には重点的にテコ入れが検討できる。反対に、良き事象からはベストプラクティスも抽出できる。

例)XXエリアは営業成約率が低いので、営業プロセスの見直しを行う / XXエリアはアポイントメント取得率が高いので、表彰し、工夫ポイントを他エリアに共有する、など

5.Alive(いきいきとした組織化)

このパターンでは、KPIとは、組織内の共通言語・目標である。組織・個人の活動を振り返る際の指針となり、社内の人材育成や組織の活性化にも繋がる。PDCAの潤滑油とも言える。

例)部に課されたKPIから目標値を設定し、部内でKPI改善の取り組みについて議論する / OJTシートにKPIを掲載し、数値変化について、自己分析と自己評価を行い、それを元に上長からフィードバックを受ける、など

以上が“SIGNAL”たるKPIの活用方法のパターンだ。この中から1つを選ぶという使い方ではなく、組み合わせになることに留意されたい。KPIを検討する際は、どのパターンを狙うのか意識してみることが重要だ。決して、指標をやみくもに設定してはいけない。

文:経営コンサルタント、MAVIS PARTNERS代表 田中 大貴

M&A Online編集部

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