ダークヒーロー、ハゲタカ・鷲津政彦が帰ってきた。首都電力の買収を仕掛けようとした矢先に、東北を大地震が襲い、原発が電源喪失に陥る。国家的危機に直面し、なお買収に突き進む鷲津の思惑とは。ハゲタカシリーズの最新作『シンドローム』(講談社刊)は「3.11」を舞台に物語が進行する。真山仁さんに、著書を語ってもらった。
-本書は『ハゲタカ』シリーズの5作目。読者が待ち望んでいたのではないですか...
東芝が紆余曲折の果てに半導体子会社を売却して3カ月が過ぎた。「虎の子」と呼ばれた東芝メモリを売却せざるを得なくなったのが、原子力事業を手がけていた子会社の米ウェスチングハウスの経営破綻に伴う巨額の損失だった。その会計処理には問題が多かった。
学生レポーターの山口萌さんが、液体窒素やアルゴンガスなどの産業ガスを中心に医療や食品、ケミカルなど多方面の事業を手がけるエア・ウォーター執行役員社長室経営企画部長の北川裕二さんにM&Aの方針などについて話を聞きました。
中小企業の事業承継やM&Aを支援する株式会社日本経営承継支援。代表の笹川敏幸さんに、独立系のM&A仲介会社を経て起業した経緯、最近の中小企業にとってのM&Aの動向などについて聞いた。
2018年度から株式対価M&Aに関する株式譲渡益への課税が繰り延べされる。これによって自社株を対価とした事業再編や、大型のM&Aが容易になると期待されている。M&Aの研究に取り組んでいる中京大学の矢部謙介教授に新制度の効果について聞いた。