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【日産】ルノー「脱・ゴーン」新体制で懸念される内紛の「火種」

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日産の「内紛」がゴーンを招き入れた

しかし、皮肉にも塩路氏の反対を押し切って進出した海外生産拠点が仇(あだ)となり、日産の業績は急速に悪化していく。さらにバブル経済の崩壊が追い討ちをかける。石原氏の後継者たちは、外部環境の激変に対応できなかった。ついに1999年には仏ルノーによる救済を受け、ゴーン氏という新たな「天皇」を君臨させることになる。

ゴーン氏が消えたことで生じる「権力の空白」が、日産の経営戦略や不測の事態への意思決定を遅らせる可能性は十分にある...

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