大学発ベンチャーの「起源」(58)  ワープスペース

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世界初の衛星光通信ネットワーク、実現に近づく

同社が開発を進めている「WarpHub InterSat」は地上400~1000kmの低軌道を周回する小型の人工衛星が、それより高い中軌道を回る中継衛星3基を介して地上局と通信する仕組み。このリレー技術を応用し、月探査ロケットとJAXAを高速大容量の光通信で結び、より精密な観測や分析が可能になる。

すでに通信衛星は地球の低軌道上を多数周回しているが、海や砂漠などに通信を中継する地上基地局がないため地上との通信頻度が低く、地球観測データにタイムラグが生じ、リアルタイム観測に問題がある...

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