阪堺電車 生き残った“なにわのチン電”｜産業遺産のM&A
大阪馬車鉄道が前身の阪堺電車。南海電鉄などとのM＆Aを経て、1980年からは阪堺電気軌道として経営を続け、存続が危ぶまれる中、地元の足として欠かせない存在となっている。
M＆A Online
| 2021/12/11
2021.12.11
世界を制した北見 “ハッカ王国”｜産業遺産のM&A
※この記事は公開から１年以上経っています。
北見市街にある北見ハッカ記念館。もともとは1935年に建設されたホクレン北見ハッカ工場の研究所だった
歴史の伝承を礎に
だが、北見のハッカ産業は再び復活を企図した。その推進役の一つが北見ハッカ記念館であり、北見薄荷通商（現北見ハッカ通商）などの生産加工技術と歴史を伝承した事業者である。
工場建屋、倉庫などは取り壊されたものの、北見市はホクレン北見ハッカ工場から研究所施設と貯蔵品などの無償譲渡を受けた。そして、旧事務所の修繕や敷地内の整備工事に着手し、工場閉鎖から3年後の1986年に市が管理運営する北見ハッカ記念館という観光・産業伝承施設として再興した...
この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう！
NEXT STORY
アクセスランキング
【総合】よく読まれている記事ベスト5
【神奈川銀行】大手地銀の連結子会社となった第二地銀｜ご当地銀行の合従連衡史
米中貿易摩擦は今後どうなっていくか│M＆A地政学
国産ギター「フェルナンデス」破産、ブランドを維持する手段は？
2024年の前半戦、上場企業で最多7件のM＆Aを手がけた会社は？
ローソン、KDDIのTOBで上場廃止へ｜コンビニ“御三家”がついに株式市場から姿を消す
