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公認会計士は監査対象とする連結子会社をどのように選んでいるのか?しっかり学ぶM&A基礎講座(35)

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リスクと重要性に応じた監査アプローチ

ところで、一般的に子会社が「監査」の対象になるという場合の「監査」はやや広い意味で使われている言葉です。監基報600で重要な構成単位には「監査」をするという場合の「監査」は、特定の事項に対する監査手続や財務諸表に対するレビューなどよりは保証の範囲や水準が高い監査(親会社と同等の監査)を実施するという意味です。

これに対して「うちの子会社には3年に1回、公認会計士が監査に来る」という場合は少し広い意味です...

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