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ジャパンディスプレイが600億円の「格安出資」を拒めない理由

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ディスプレーメーカーとしての魅力は「ほぼゼロ」

実はディスプレーメーカーとしてのJDIには、ほとんど魅力がない。つまりM&Aの価値としてはほぼ「0」である。スマートフォン向けのディスプレーでは有機ELがすでに主流になっており、2020年以降にはJDIが量産する従来型液晶は新興国向けの低価格スマホ向けに売れるぐらいだろう。そうなればコスト勝負なので、大規模な生産工場を持つ企業が有利。iPhoneなどの高価格スマホ向けディスプレーを主力とするJDIでは、規模が小さすぎるのだ...

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