もはや企業成長にはM&Aしかない「資本コスト」入門 改訂版の著者 岡俊子さんに聞く
図解&ストーリー「資本コスト」入門 改訂版の著者である岡俊子氏に改訂の狙いや、新型コロナウイルスがM&Aに与える影響などについて聞いた。
M&A Online
| 2020/10/9
2020.10.09
―2020年は上場企業による子会社や事業の売却が増えました。この現象をどのように分析されますか。
正にこれをやるべきだと、昔から言ってきた。M&Aは平均すると100億円の会社を130億から140億円で買っている。売り手はノーリスク、買い手は100億円のものを140億円で買うわけだからリスクが高い。それでもなぜ買うかというと、例えば170億円から180億円にできると思えるからであって、この自信がないのなら買ってはいけない...
図解&ストーリー「資本コスト」入門 改訂版の著者である岡俊子氏に改訂の狙いや、新型コロナウイルスがM&Aに与える影響などについて聞いた。
M&Aに際して、親会社と子会社の間には、しかるべきルールが必要となる。本稿では、それを「子会社ガバナンス」と呼ぶ。買収後の子会社ガバナンスの方針をどう決めたら良いのか、要点を解説する。