日立は、00年代に入り事業構造の改編を行ってきたが、事業構造改善費用などにより財務体質は悪化している。98年度の赤字転落まで自己資本比率は順調に上昇していたが、赤字転落して以降、右肩下がりに下降し、90年代に30%を超えていた自己資本比率はリーマン・ショック時の最も厳しかった08年度には、11.2%を記録する...
国内小売業初の売上高7兆円を突破したイオングループ。その歴史は、さかのぼること250年以上前。小売業がメイン事業でありながら、ドラッグ・ファーマシー事業が順調に成長しているイオングループのM&A戦略をたどる。
創業し、現在も同業界の首位の座を守っているセコム。セキュリティーサービス事業の売上高構成比は、現在6割弱にまで減らしている。セコムのM&Aを見つめてみる。