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【日立製作所】危機から一転好調へ。選択と集中にM&Aを活用

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事業構造改善の一方で財務体質は悪化をたどる

 日立は、00年代に入り事業構造の改編を行ってきたが、事業構造改善費用などにより財務体質は悪化している。98年度の赤字転落まで自己資本比率は順調に上昇していたが、赤字転落して以降、右肩下がりに下降し、90年代に30%を超えていた自己資本比率はリーマン・ショック時の最も厳しかった08年度には、11.2%を記録する...

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