高島屋との業務提携については新たな業務提携契約を結び、売場開発・商品開発・業務効率向上等の分野を中心に協力した。2015年3月には、従来発行済み株式の8~9%だった相互保有株の比率を5%でも業務提携が維持できると判断したため、5%に引き下げるとした。手放す株式うち1%強はそれぞれが自己株式として取得し、ともに他の用途に資本を有効活用するとしている。併せて共同開発や共同仕入れ、ギフトの統合などで業務提携を強化する。
大西洋前社長の引責辞任で注目を浴びた三越伊勢丹ホールディングス。同社は厳しい百貨店業界において、生き残りをかけた大型の再編を繰り返してきた。
ブリヂストンが米国での2度の大型買収を経て、世界首位のタイヤメーカーとしての地位を確かなものにしている。リコールなど数々の苦難を乗り越え、新規事業にも取り組み、売上高営業利益率は2ケタに上昇している。