では足元の業績はどうか。同社では「丸亀製麺」事業が売上高の6割ほどを占めており、コロナ禍で外出の自粛や時短営業などが求められた2021年3月期は営業、税引き前、当期の全段階で赤字に転落した。
不採算店舗の閉鎖により店舗数は前年度よりも34店舗減少し、1747店舗となるなど厳しい状況に陥った。
これが一転2022年3月期は政府の補助金などもあり、営業利益は142億4300万円と過去最高を更新...
積極的なM&Aによる成長戦略を描いているバリューゴルフが、活動を本格化する環境が整ってきた。コロナ禍の影響で落ち込んだ業績が回復傾向にあるためで、久方ぶりのM&Aはそう先ではなさそうだ。
市光工業が事業基盤の再構築にアクセルを踏み込んでいる。自動車用ランプ・ミラーの専門メーカーとして地歩を築いてきた同社だが、2枚看板のうち、ミラー事業を売却することを決断した。