こうした積極的な活動もあって、業績は好調に推移している。2022年2月期は売上高37億9800万円(前年度比51.6%増)、営業利益4億円(同2.91倍)、経常利益3億5300万円(同77.4%増)、当期利益1億5300万円(前年度は4100万円の赤字)の見込みだ。
さらに、2年後の2024年2月期には、売上高63億円(2021年2月期比2.51倍)、営業利益15億6000万円(同11.39倍)という高い目標を掲げる...
セブン&アイ・ホールディングスが2006年に2000億円超で完全子会社化した「そごう・西武」を売却することが明らかになった。祖業のスーパーマーケットからコンビニエンスストアへの進出は大成功だった同社が、なぜ百貨店事業で大きくつまずいたのか?
国産ロジック半導体の「最後の砦」であるルネサスエレクトロニクスはM&Aで誕生した。しかも、その生い立ちは暗い。1989年には日の丸半導体が世界を席巻したが、30年余りで日本企業の撤退が相次いだ。その「撤退戦」を引き受けたのがルネサスだった。
ロート製薬が、およそ1年半ぶりにM&Aに乗り出した。痔の治療薬を手がける天藤製薬を子会社化するもので、一般用医薬品事業領域の拡大を掲げる2030年ビジョン実現の一環だ。今後は他の事業領域でのM&Aもありそうだ。