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【ニチモウ】事業分割とM&Aで「100 年成長」の水産商社

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大手水産業の転換に対応した事業展開

戦後、昭和30年代になると漁業の規模拡大で、大手水産会社が総合食品会社への転換に動きだす。水産業の大きな転機を受けて、同社は新たに食品包装資材や食品加工機械、食品分野などへ進出する。船具部内で誕生した物資課は1960年に食品包装分野へ参入した。

漁船内で冷凍作業が入るようになったことから、釣り上げた魚を保存する木箱に代わる耐水ダンボール箱に着目。同社の研究チームが原紙メーカーや水産会社と共同研究して、いちはやく実用化した。スーパーでの鮮魚販売に対応するため、包装材や流通用トレーなども展開...

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