【フルサト工業】M&Aで誕生するかグループの新中核企業
フルサト工業が2020年1月に6日に、ほぼ3年ぶりにM&Aに踏み切った。だが、2020年3月期の業績に与える影響は軽微なため、インパクトは小さい。関心は早くも次のM&Aに移っているとも言えそうだ。
M&A Online
| 2020/1/23
2020.01.23
戦後、昭和30年代になると漁業の規模拡大で、大手水産会社が総合食品会社への転換に動きだす。水産業の大きな転機を受けて、同社は新たに食品包装資材や食品加工機械、食品分野などへ進出する。船具部内で誕生した物資課は1960年に食品包装分野へ参入した。
漁船内で冷凍作業が入るようになったことから、釣り上げた魚を保存する木箱に代わる耐水ダンボール箱に着目。同社の研究チームが原紙メーカーや水産会社と共同研究して、いちはやく実用化した。スーパーでの鮮魚販売に対応するため、包装材や流通用トレーなども展開...
フルサト工業が2020年1月に6日に、ほぼ3年ぶりにM&Aに踏み切った。だが、2020年3月期の業績に与える影響は軽微なため、インパクトは小さい。関心は早くも次のM&Aに移っているとも言えそうだ。