Hameeはモバイルアクセサリーに頼るだけの「一本足経営」ではリスクが大きいと考え、第2の「経営の柱」を模索する。それが2007年11月に自社ECサイト向けに開発した、クラウド型バックエンドソリューションシステム「ネクストエンジン」だ。
開発のきっかけとなったのはネット通販事業の拡大だった。「iFace」ブランドのアイテム数が増え、自社サイトだけでの販売では追いつかなくなったため、楽天やアマゾン、Yahoo!ショッピングなどのECモール(電子商店街)にも出店する...
漢方薬国内最大手のツムラが、12年ぶりにM&Aに踏み切った。2020年3月に約187億円を投じて、漢方製剤用原料の調達先である中国の天津盛実百草中薬科技有限公司(天津市、盛実百草)の株式の80%を取得し子会社化したのだ。
ノーリツ鋼機は「ものづくり」「ヘルスケア」「創薬」「シニアライフ」「アグリ・フード」事業を手がける子会社の株式を保有する持株会社。かつては写真印画紙自動水洗機やモノクロフィルム自動現像機など写真店向けのDPE機器を製造・販売する会社だった。
エコスは東京・多摩地区と北関東を地盤に、中堅スーパーとして地歩を着々と築いてきた。現在113店舗を展開する。本拠とする多摩地区から、北関東に店舗網を広げる原動力はほかでもないM&Aだ。ここ数年は手控えてきたM&Aの再開に踏み切った。
日本の食に欠かせない調味料の一つがソース。嗜好の多様化や人口減少などを背景に市場の成熟化とともに、競争が一段と激化している。こうした中、業界のトップブランド、ブルドックソースが14年ぶりというM&Aを繰り出した。