もともと横浜銀行の創立は、1920年の横浜興信銀行の誕生とされている。それは間違いないことだが、実はその横浜興信銀行には、横浜銀行にとって“前史”とも呼ぶべき歴史がある。横浜興信銀行は、1878年に設立され茂木銀行や横浜貯蓄銀行をM&Aした第七十四国立銀行が破綻し、いわばその受け皿として設立された銀行である。
また、前ページ表にあるように、1928年に横浜興信銀行がM&Aした第二銀行は、国立銀行としては歴史が最も古い部類の1874年に設立された第二国立銀行である。ちなみに、第一国立銀行は現在のみずほ銀行であり、初代頭取は渋沢栄一であった...