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【佐賀銀行】風評被害を乗り越えて|ご当地銀行の合従連衡史

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唐津銀行の本店だった辰野金吾記念館

日本各地の「地銀」のルーツをたどってみよう。そのM&A=合従連衡の歴史をひも解けば、銀行や金融経済の成り立ちはもちろん、日本の伝統産業、商業の集積の移り変わり、各都道府県内にある市町村の歴史の“格”の変遷なども見えてくる。“ご当地銀行”の合従連衡史の14回目は、佐賀県。

佐賀県のトップ地銀は佐賀銀行<8395>である。その創立は1955年にさかのぼる。創立年からすると比較的新しい銀行であり、創立以後、大きなM&Aもなく、独立独歩の事業展開を進めてきたかに見える...

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