日本各地の「地銀」のルーツをたどってみよう。そのM&A=合従連衡の歴史をひも解けば、銀行や金融経済の成り立ちはもちろん、日本の伝統産業、商業集積の移り変わり、各都道府県内にある市町村の歴史の“格”の変遷なども見えてくる。“ご当地銀行”の合従連衡史の17回目は、茨城県。
こういっては失礼だが、茨城県は尖った特徴に欠ける県として知られている。民間シンクタンクのブランド総合研究所が発表する「都道府県魅力度ランキング」では、2018年までで6年連続最下位で、パッとしない。
常陽銀行は茨城県金融界で圧倒的な存在感を持つものの、県の魅力と同様に、その特徴が十分には伝わってこない...