日本各地の「地銀」のルーツをたどってみよう。そのM&Aー合従連衡の歴史をひも解けば、そもそもの銀行や金融経済の成り立ちはもちろんのこと、日本の伝統産業、商業の集積の移り変わりのほか、各都道府県内にある市町村の歴史上の“格”の変遷なども見えてくる。
第1回は「北海道」。薫風うるわしい北の大地には、金融史上、組織的なつながりはないものの、「北海道銀行」と呼ばれる組織が2つあった。
現在の北海道銀行(本店・札幌市)が設立されたのは昭和26年3月。金融史としては同じ地銀の泉州銀行(大阪・のちの池田泉州銀行)が設立された年です...