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【広島銀行】戦禍の遺志を今に紡いで…|ご当地銀行の合従連衡史

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現在は「おのみち歴史博物館」となっている旧尾道銀行本店(igamania/写真ac)

日本各地の「地銀」のルーツをたどってみよう。そのM&A=合従連衡の歴史をひも解けば、銀行や金融経済の成り立ちはもちろん、日本の伝統産業、商業の集積の移り変わり、各都道府県内にある市町村の歴史の“格”の変遷なども見えてくる。“ご当地銀行”の合従連衡史の24回目は、広島県である。

県内に有力な2つの国立銀行

1878年から1898年の20年間、日本には全国で153を超える国立銀行が金融業務を行っていた...

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