銀行のウェブページには規制や内規によって必ず載せなければならない情報があるのだろうが、あまりに似通った2つの銀行のウェブページがある。
1つは長崎市に本店がある十八銀行<8396>。そしてもう1つは佐世保市に本拠を置く親和銀行である...
山形銀行は第八十一国立銀行が源流で、その営業終了の際に両羽銀行が業務を継承し、両羽銀行は1965年に山形銀行と改称した。明治後期から昭和の中期までの両羽銀行時代は、まさにM&Aラッシュの時代だった。その躍進の背景には、同族経営があった。
“ご当地銀行”の合従連衡史の3回目は、青森。青森にはみちのく銀行と青森銀行の2つの有力地銀があるが、行員数、支店数などで、ほぼ互角の両銀行の歴史をたどっていくと、県内の主要都市である青森市と弘前市の“せめぎ合い”の歴史が感じられる。