日本各地の「地銀」のルーツをたどってみよう。そのM&A=合従連衡の歴史をひも解けば、銀行や金融経済の成り立ちはもちろん、日本の伝統産業、商業の集積の移り変わり、各都道府県内にある市町村の歴史の“格”の変遷なども見えてくる。“ご当地銀行”の合従連衡史の13回目は、福島県。
古くは三春藩、棚倉藩、白河藩、福島藩、二本松藩、会津藩など力が拮抗した藩があった地域で、現在も浜通り・中通り・会津と個性の異なる地域の集合体の様相を呈している。それだけに、それぞれの地銀・金融機関も独自色が強いようだ。
盛岡市中ノ橋界隈を「盛岡のウォール街」と紹介したが、福島市にも「福島のウォール街」と呼ばれる通りがある...