日本の90%は中小企業で、その6割が後継者不足に悩んでいる。経営者の多くは、悩みを抱えたまま「どこに相談したらいいかわからない」と途方に暮れている。
中小企業の支援に取り組むFBマネジメントは、こうした現状を踏まえ、マーケティングPR支援、事業承継支援、M&Aアドバイザリー事業体制を強化し、ファミリービジネスの経営者が経営基盤強化、事業承継準備をスムーズに取り組めるよう「ワンストップサービス」の事業を始めた...
公認会計士の宮井敏臣さんは、当面公認会計士と杜氏兼居酒屋経営者の二足のわらじを履き続けるが、仕事の比重は徐々に日本酒に移し、今後は多店舗展開に加えてカジュアルな日本酒バルの業態を開発し「どぶろくの店のFC展開を目指す」と意気込む。
サウンドファンの佐藤和則社長は、難聴の高齢者は蓄音機の音が聞きやすいことを知り、バリアフリースピーカーへの活用を思いついた。試作機を作り、重度の加齢性難聴で補聴器を使っていた父親に聞かせたところ「非常によく聞こえる」ことが分かった。
創業100年の建材会社の3代目社長だった三上康雄さんは、M&Aを決意して4年後、企業を売却し映画監督への道を踏み出した。一部のメディアに映画作りのために企業を売却したと書かれたが、M&Aの最大の理由は後継者がいないことだった。
M&Aで社業を拡大するー今では確立されたビジネス手法だが、中小企業では今も抵抗感を感じる経営者も少なくない。そこで数多くのM&Aに取り組んできたアルコニックスの小井川明良氏に、その手法と効果、注意点すべきことなどを聞いた。