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電気三輪自動車を開発した元レーサーのベンチャー・スピリット 日本エレクトライク(中)

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日本で16番目の自動車メーカーとなった日本エレクトライクを設立した松波さん

日本で16番目の自動車メーカー


日本ヴューテックの売上げは右肩上がり、親会社の東科精機を上回るまでになった。松波さんが3つめに設立した日本エレクトライクは、エレクト(電気)とライク(三輪車)を合わせた社名が示すように、商品はEVのオート三輪車である。

エレクトライクは家庭用100ボルト電源で充電可能で、1回の充電で約60キロメートル走行する。同じ大きさの電気自動車に比べて重さは半分以下。不安定で転倒しやすいという三輪車の弱点は、後輪に左右別々のモーターを取り付けて電子制御することで克服した...

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