公認会計士の宮井敏臣さん(みやい・としおみ、54歳)が居酒屋を始めた。道楽の延長ではなく、店内に設けた一坪程度の「醸造所」で作ったどぶろくを飲ませる本格的な店だ。
中小零細企業の再建を専門とする公認会計士・税理士が本業。いわゆる異業種への進出だが、仕事の比重を日本酒業界にシフトし「ちゃんと税務署に申請をして酒造免許も取得しました」と笑う。
大学卒業後、司法試験に次いで難関といわれる公認会計士の試験に合格...
東屋は創業100周年を機に、オリジナル・ブランド「AZUMAYA」を立ち上げ、小売りを始めた。高級ブランド化に成功すれば、ある程度利益も確保できるし、職人の工賃を上げることもできるとの考えがあった。