NECの「エリート街道」捨て、表具店の社長に(下)

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 表具店は俗に経師屋さんともいう。経の字には、物事のすじみちを立てる、管理する、治め整えるという意味もある。「大事なのは、先人がやってきたことをきちっと踏まえて、後世に伝えるということです。自分がやってみて、体験して、自分が出来なきゃプロにやってもらって、それをオーガナイズ(系統立てる)する。それがまさに表具なんです」。

掛け軸や屏風など表装を学べる教室を設置

 巣鴨のショールームでは、和紙や裂地、刷毛、桐箱などを販売する傍ら、掛け軸や屏風など表装を学べる教室も開いている...

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