家業の革小物屋を継いだ元OLの使命感(下)
東屋はこれまで経営を支えてきたOEM(相手先商標製品)に加え、今後はオリジナル商品の小売り、ノベルティグッズの受注を3本柱に事業を展開していく。
大宮 知信
| 2018/3/21
2018.03.21
映画監督の三上康雄さん(59)はちょっと変わった人だ。東大阪市で建材会社を営んでいた元社長だが、若い頃からの映画好きが高じて、人生の折り返し点を過ぎた7年前に創業100年の会社を売却し、映画監督になってしまった。
学生の頃から仲間を集めてアクション映画や時代劇などの自主映画を作っていた。大学卒業と同時に、映画のグループも解散。映画を続けるべきか家業を継ぐべきか悩んだ末に「家業を継ぐのが天命」と思い、ミカミ工業に入社した...
東屋はこれまで経営を支えてきたOEM(相手先商標製品)に加え、今後はオリジナル商品の小売り、ノベルティグッズの受注を3本柱に事業を展開していく。
表具店「マスミ東京」社長の横尾靖さんは、掛け軸や屏風など表装を学べる教室も開いている。3畳の広さがあり、持ち運びが簡単にできて、わずか10分で組み立てられる。
赤字家業を継いだ「オーダースーツSADA」の佐田展隆社長。オーダースーツの直販に再起をかけるが、これまでの取引先からは「敵になるのか」と猛反発を受けた。