難聴者は企業の中にもいる。リストラの要員になりかねないので、耳が不自由であることを言い出せないだけで、実は難聴で困っている人は少なくない。
難聴者はテレビの音だけではなく、自分たちが暮らしているすべての所で、いい〝聴こえ〟を望んでいる。難聴で困っている人たちが普通に聞こえる生活を取り戻せるように、一般の企業はもとより、学校、コンビニ、病院など「あらゆる公共施設で使われるバリアフリースピーカーとして早く普及させたい」というのがサウンドファンの佐藤和則社長の目標だ...
芸術家になる夢が破れて、普通の会社に就職したり実家の商売を継ぐというのはよくあるが、薬師寺さんは真逆のパターン。いったん継いだ家業を捨て、プロの彫刻家になった。