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難聴者向けバリアフリースピーカーで起業 元IT営業マンの転身(下)

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耳の遠いお年寄りの表情がパッと変わる

難聴者は企業の中にもいる。リストラの要員になりかねないので、耳が不自由であることを言い出せないだけで、実は難聴で困っている人は少なくない。

難聴者はテレビの音だけではなく、自分たちが暮らしているすべての所で、いい〝聴こえ〟を望んでいる。難聴で困っている人たちが普通に聞こえる生活を取り戻せるように、一般の企業はもとより、学校、コンビニ、病院など「あらゆる公共施設で使われるバリアフリースピーカーとして早く普及させたい」というのがサウンドファンの佐藤和則社長の目標だ...

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