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難聴者向けバリアフリースピーカーで起業 元IT営業マンの転身(上)

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従来のスピーカーの音は、一点の音源から発せられる。このため距離が離れるほど弱くなりやすい。これに対し「ミライスピーカー」は、曲面の振動板全体から音が発せられるため、距離による弱まりが少なく、遠くまでハッキリとクリアな音が伝わる。聴こえに不安を持っている人にも、音による情報を届けることができる画期的なスピーカーだ。 空港や駅など多くの人が集まる空間でのアナウンス用や、病院や介護施設などの共有空間でのテレビやアナウンス用、学校や会議室での講演やイベント用、自宅でのテレビ用など応用範囲は広い。 このスピーカーを開発したのは、サウンドファンの佐藤和則社長。一体どんな人なのか...

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