創業100年の建材会社をM&Aで売却し、映画監督に転身(中)​

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M&Aに踏み切ったのは後継者がいないことが最大の理由だったという三上康雄​さん(右)

事業譲渡は後継者問題が理由

家業は創業100年の建材会社。三上康雄さんはその3代目だった。映画への思いは胸にしまい込んだまま、33年間家業に専念。好業績の会社に育て上げた。「観たい映画がない。だったら自分で作ろう」と決意して4年後、M&Aが成立し、映画監督、プロデューサー、脚本家への道を踏み出した。一部のメディアに「映画作りのためにM&Aをしたと書かれたりしたけど、それは間違い」。後継者がいないことが最大の理由だった。

「中小企業は株主と一体だから、会社を買い取るにはすごいお金がいる...

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