ご注意ください
この記事は公開から1年以上経っています。掲載されている情報は、公開当時のものです。

家業の燃料卸問屋を譲渡し彫刻家に転身 薬師寺一彦さん(下)

alt

 前職の会社勤め、社長業の経験が役に立っている。アーティストとして作品を創るだけではなく行動力、企業にコラボを持ちかけるなどの交渉力もある。

 ネイティブアメリカン・ホピ族でジュエリーアーティストでもある友人との出会いがきっかけで、数年前から小さな作品にも取り組むようになった。東北大震災発生後、大きなオブジェはコレクターに避けられるようになったことや、薬師寺さん自身大病をしたこともあり、大きな作品の制作が難しくなったためシルバーやサファイヤなどの素材を使ったブレスレットやペンダント、ピアス、指輪などのジュエリー彫刻の作品を積極的に制作している。

作品ととともに写真に納まる彫刻家の薬師寺一彦さん


「身に付ける彫刻」が主な収入源

 「元々石も好きだったので、試しに作って個展に出してみたら、ビックリするぐらい売れたんです。ジュエリーは大きな彫刻より売れるので、助かってます」。いまではこうした「身に付ける彫刻」が主要な収入源になっている。

NEXT STORY

家業の燃料卸問屋を譲渡し彫刻家に転身 薬師寺一彦さん(中)

家業の燃料卸問屋を譲渡し彫刻家に転身 薬師寺一彦さん(中)

2018/02/06

父が経営していた燃料卸問屋は経営が順調だったからこそ、有利な条件で売却することができた。売却時は何の展望もなかったが、幸い働いていた時の蓄えがあり、生活には困らなかった。