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元ゼネコン社員の三段跳び人生 家業の洋品店を洋食店に大改造(中)

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「苦難の船出」だったと振り返る黒船亭社長の須賀光一さん

黒船亭は和風の店でもなければレストランでもなく、居酒屋でもない。当時、和洋折衷の洋食店は珍しく、銀行は融資を渋った。「黒船亭」社長の須賀光一さんは、新しい船を作ったものの「苦難の船出」だったと振り返る。

ご飯に染み込むおいしさ 

様々な野菜や食材を一週間以上煮込んだデミグラソースがベースのビーフシチューやハヤシライスが好評だ。顧客のニーズをつかむことが経営者の重要な役割。

「職人じゃないから何を見るかといえば、マーケットだけです...

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