トップ > ビジネスと経済 > 企業動向 >アップルがインド生産に「本気になった」三つの理由

アップルがインド生産に「本気になった」三つの理由

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt

米中関係の悪化でインドシフト

次に「地政学的リスク」の回避だ。アップルはほとんどの「iPhone」を中国で生産している。しかし、米中の貿易摩擦が激しくなり、米国政府による中国生産の規制や、それに対する中国政府の報復措置が懸念されるようになった。

2021年にトランプ政権が交代すれば関係改善も期待されるが、香港などでの人権問題や、アップルのEMSが本社を置く台湾への圧力、太平洋での権益問題など、民主党政権になっても火種は燻(くすぶ)る。そうなれば中国に生産拠点を集中させるのはリスクが高い...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5