ヤフーに「反旗」を翻したアスクルの少数株主ってどんな人たち?
アスクルは2019年8月2日に開催した株主総会の取締役選任議案について、ヤフーとプラス(共同保有者分を含む)の議決権行使を除いた賛成割合を公表した。
M&A Online
| 2019/8/7
2019.08.07
ホテル事業やオフィス賃貸事業を手がけるユニゾホールディングスは6日、旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)が7月11日から実施中のユニゾへのTOB(株式公開買い付け)に反対するとの意見を表明した。これにより、敵対的TOBが確定した。
HISがTOB後に求めている業務提携について「シナジー(相乗効果)の創出は期待できない」と結論づけた。敵対的TOBは伊藤忠商事による対デサントに次ぐ今年2件目だ...
アスクルは2019年8月2日に開催した株主総会の取締役選任議案について、ヤフーとプラス(共同保有者分を含む)の議決権行使を除いた賛成割合を公表した。
アスクルはヤフーに資本提携の解消を求めるが、ヤフーは提携解消協議は不要との立場をとっており、交渉は平行線。こういう状況下で頭をよぎるのはヤフーによるアスクルの完全子会社化と非上場化というシナリオだ。
ヤフーはPayPayと組んでフリマ市場に参入する。先行するメルカリをとらえることができるか。両社のつばぜり合いが見ものだ。