DXへの取り組み状況がM&Aにも影響するともいわれている。米アクセンチュアは2018年2月に「企業買収によって自社にデジタル技術を取り込んで成長したいなら、まず自分の会社のデジタル化を進めておく必要がある」との提言をまとめた。「AI(人工知能)やデータ解析によって、従来とは異なる方法での企業評価・事業評価が生まれている」とも指摘した。
ここからわかるのは、買い手側にしろ売り手側にしろ、または仲介役にしろ、同じデジタル化の土俵に上がっていないと、良い取引ができなくなるだろうという将来である...
日本政策金融公庫総合研究所は日本政策金融公庫論集第40号に、論文「親族外承継に取り組む中小企業の実態」を掲載した。中小企業7社を調査し、親族外承継を円滑に行うためのポイントをまとめた。