M&Aには売手、買手の様々な事情や思惑が絡むケースが多い。現場でディールに関わる立場の筆者からすると、中小企業M&Aの価値基準は最終的に経営者の「個人的願望」が最優先される、というのが結論である。今回は、買手の立場から「個人的願望」を達成するために必要な要件について述べてみたい。
1.単に良い会社より、自社の戦略ニーズにマッチした会社を買う必要がある
財務内容がある程度良好で、後継者が不在。どこでも聞くようなありふれた事業承継案件...
行政書士の業務は、許認可業務や手続きがメーンとなるが、その部分が速やかに進まないと事業承継、M&A後に思わぬ手間が生じることも。特に建設業、風営法関係、外国人(入管関係)には要注意だ。