こんにちは、柳川隆洸です。
新月のタイミングに合わせて毎月1回、「ビジネス×占星術」の内容で連載をしています。
西洋占星術では1ヶ月の始まりを新月としており、新月の星配置を見ることで1ヶ月の社会的傾向を知ることができます。
まずは先月5月8日の新月から1ヶ月の振り返りをしたいと思います。
前回の記事で、「革新的な未来を彷彿とされるようなニュースが流れたり新商品が発表されるなど、ポジティブな影響が強まりそうです。この影響は5月13日から5月24日迄続きます。」とお伝えしました。
まさに5月13日にOpenAIからchat-gpt4oのリリース、そして15日にGoogleからGemini 1.5 Proのリリースと、AIの急速な発展が目覚ましく日常会話までこなせてしまうAIの登場に騒然となりました。
また金融市場の追い風もお伝えしていましたが、5月7日以降からオールカントリーやNASDAQなどが堅調に高値を付けていき全体的に上昇ムードが続いていました。
そんな状況での6月新月からの星の影響を見てみましょう。
新月は6月6日21:37です。
先月までの穏やかな星配置から一転、今月は徐々に難しい局面に入っていきそうです。
現在双子座にある太陽・水星・金星が次々と縮小天体の土星からネガティブな影響を受け続けるので、経済成長の鈍化や各界のリーダーにとって試練とも思える事態に立たされる可能性が懸念されます。
また6月17日から水星や金星が蟹座に入り、6月21日には太陽も蟹座に入ります。
6月17日頃から魚座の後半にある惑わす海王星がこの水星・金星・太陽にネガティブな影響を与え出すので、間違った情報が広がったり不信感を持つような出来事が起きたりと、不穏な雰囲気に包まれる可能性があります。
6月30日から土星と海王星が逆行を始めるので、不穏な雰囲気をさらに増大させてくる影響がありそうです。
個人レベルでは詐欺やフェイクニュースには気をつけるようにしてください。
これらの影響は7月8日頃まで意識しておきましょう。
また海王星が影響したときは大雨や水害にも注意が必要です。
このような海王星の影響に惑わされている中、同時に活動力の火星が太陽・水星・金星にポジティブに働きますので、6月17日頃から経済的な発展においては少しずつ改善の兆しが見えてくるはずです。
今月は全体的になんとも言えない重い雰囲気が漂いそうで、私たち個人にもその影響が出てきますので、雰囲気に飲まれないように気をつけましょう。
毎月気になる企業をピックアップし、その企業の占星術的な視点からポイントをお伝えしています。
今回はオリエンタルランド(1960年7月11日設立)をピックアップしました。
オリエンタルランドは、東京ディズニーリゾートを運営する企業で、1983年の東京ディズニーランド開園以降、継続的な投資と革新を続け、国内外の観光客を魅了しています。
2023年に40周年を迎え、入園者数の増加により売上高、営業利益、経常利益ともに過去最高を記録するなど、勢いに乗っています。
また、6月には新エリア「ファンタジースプリングス」がスタートすると言うことで大きな話題となり、さらなる成長が期待されています。
そんなオリエンタルランドの今後を西洋占星術を使ってチェックしていきたいと思います。
最初にオリエンタルランドの企業傾向を占星術で見てみます。
同社のホロスコープをみると、企業の推進力である太陽や金星、そして情報発信を意味する水星が全て蟹座に集中していることが分かります。
蟹座は企業においても、顧客との温かい関係を長く継続することに特徴があり、ファミリーに対するサービスにはかなりの有利性が生まれます。
これは東京ディズニーリゾートが家族向けのテーマパークとして成功している点からも明らかで、顧客満足度やリピーターの獲得に重点を置く姿勢が強調されています。
また蟹座には、相手に共感を促す特徴もありますからブランディングにおいても成功しやすい星座であり、その特徴をいかんなく発揮している企業であると言えるでしょう。
また拡大を意味する木星は射手座にあり、国際的な視野や高い目標を持つ傾向があります。ディズニーとの提携による国際的なテーマパークの運営、また海外からの観光客を引き寄せる戦略において有利に運びやすいでしょう。
加えて、新規性を意味する天王星が獅子座にあり、創造性と独自性を持った革新を追求する特徴があります。同社においても、ユニークなテーマパークのコンセプトやイベント、独自のブランド価値の構築においてこの影響が強く現れています。
このように、オリエンタルランドはホロスコープの有利な特徴を最大限発揮した企業であることがわかります。
一方で、従業員やスタッフを表す月は水瓶座に位置し、企業のルールを意味する土星は山羊座にあります。
これはプロフェッショナルがゆえの独立心と自由心が強いスタッフが集まりやすく、そんなスタッフをガチガチのルールでまとめ上げようとする企業の思惑の間で衝突が起きやすそうな側面も感じる星配置です。
元女性スタッフからパワハラで裁判になった問題がありましたが、内部のコミュニケーションエラーは同社の問題の1つではないかと懸念されます。
ではこれからオリエンタルランドの今後の流れを見てみようと思います。
前述しましたように2024年6月6日に新エリア「ファンタジースプリングス」がスタートするということで、注目を集めています。
同社のホロスコープをみると、新規性を意味する天王星が同社の発展を意味する太陽や金星に対しポジティブに影響しており、このような時期の新しい展開は非常に発展的になる傾向があります。
実は2018年から2024年前半までは同社にとってかなり厳しい星配置になっていました。
特にどの企業でも影響が強く出るサタンリターンの時期が2018年〜2020年頃でしたが特に大きな問題が見つけられませんでした。
確かにこの頃、出演者から提訴されている訴訟の第一回口頭弁論が行われましたが、結果的には同社が逆転勝訴していますし、男性社員が詐欺の容疑で逮捕されるなどもありましたが、最小限の影響で抑えられている印象をうけます。
このことからも同社の徹底した統制とコントロールが行き届いた企業である事が、星のネガティブな影響を表面化させていないことでも証明されています。
逆にポジティブな面では明確に表面化させています。
企業発展を意味する同社の太陽に対して幸運の木星が0度や120度といったポジティブに影響したときに、記念すべき来場者数を記録していました。
直近では、2022年に太陽に木星が120度の時に来場者数8億人突破しており、1億人を突破した1991年から継続して、太陽と木星のポジティブな影響をした時から数ヶ月前後で達成していることが分かります。
次回の太陽と木星のポジティブな影響は2025年になりますので、注目されている9億人の達成はこの年になるかもしれません。
オリエンタルランドはこのままテーマパーク経営企業の王者として君臨し続けるのか、ネガティブな影響が表面化しリズムを崩すことがあるのか興味が尽きません。
*次回公開予定は7月5日です
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