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リクルートの次の転機は2022年|ビジネスパーソンのための占星術
リクルート事件やダイエーグループ入りなどの紆余曲折を経て、現在は日本のサービス業において上場企業第2位の売上高を誇るリクルートホールディングス。そんなリクルートの過去と未来を柳川隆洸氏が占星術的視点から読み解きます。
毎月気になる企業をピックアップし、その企業の占星術的な視点からポイントをお伝えしています。
今回は三菱重工業<7011>をピックアップ企業として選びました。
三菱重工は、三菱UFJ銀行、三菱商事と並ぶ“三菱御三家”として、日本を代表する大企業の1つであり、世界約300社で構成するグローバル企業として活動しています。数多くの日本初、世界初の製品を生み出してきました。
同社は1884(明治17)年に創立。以来、日本の近代化とともに歩み、船舶、重機からエネルギー、産業機械、航空・防衛・宇宙まで、陸海空の幅広い領域をカバーしています。
2019年4月に宮永俊一氏から泉沢清次氏へと社長が引き継がれ、新経営体制がスタートしています。世界的にも関心が集まっているのが国産初となる小型旅客機「スペースジェット」の行方です。
スペースジェットは子会社の三菱航空機が開発に取り組んできましたが、度重なる設計変更などによるスケジュールの遅れで、その初号機の納入時期を5度延期。現在、2020年半ばの納入を目指しています。
これ以上の納入遅れは三菱グループ全体への影響も懸念されます。今度こそ、予定通りに納入にこぎつけられるのかどうか、泉沢新社長の手腕が注目されています。
実はこの6月、小型ジェット旅客機の名前を以前の「MRJ(三菱リージョナルジェット)」から変更したばかり。イメージ刷新が狙いのようです。
先には、カナダの航空機大手ボンバルディアの小型ジェット旅客機「CRJ」事業を約590億円で買収することを発表しました。機体納入後のサービス体制の強化を目的としていますが、こちらの大型M&Aの成否も気になるところです。
そんな三菱重工の今後を西洋占星術の視点からチェックすることで、通常では見ることができない発見や気づきをみていきたいと思います。
まずは三菱重工という会社の傾向を占星術でみてみようと思います。
そのホロスコープをみてみますと、さすがは日本を代表する大企業だけあって、かなりの強欲さと支配欲の強さがあり、堂々とした風格と揺るぎない堅実性、そして常に新たな挑戦をし続ける会社としての傾向が色濃く出ています。
現在の三菱重工に問題があるとしても、約8万人の従業員を抱える企業としての確かな実力はホロスコープからもはっきりとにじみ出ている印象です。
新規性や革新性には強い才能がある企業で、現時点では収益化にいたっていない宇宙産業においても、日本の未来を牽引する存在ですし、常に新たな挑戦を繰り返しています。
ただ、そこにはどうしても産みの苦しみが強く出てしまう傾向があり、即結果が出ると言うことは少ないでしょう。
企業独自のオリジナルな特殊性に可能性の拡大があり、過去の遺産や現状維持で発展する会社ではないようですので、旧態依然とした経営スタイルでは業績の向上は期待できないはずです。
これまでの三菱重工の歴史からも振り返ってみたいと思いますが、まずはこれまでの多くの企業でも見られました土星という天体の影響です。
リクルート事件やダイエーグループ入りなどの紆余曲折を経て、現在は日本のサービス業において上場企業第2位の売上高を誇るリクルートホールディングス。そんなリクルートの過去と未来を柳川隆洸氏が占星術的視点から読み解きます。