日本の製造業の屋台骨を支えるパワー半導体業界が、かつてない激動の渦中にある。2026年3月、車載部品世界大手のデンソー<6902>が、独立系パワー半導体大手のローム<6963>に対して1兆3000億円規模の買収提案を行ったことが表面化した。
一方、ロームは非上場化した東芝への出資を通じて同社との事業統合を模索してきた経緯がある。トヨタ自動車<7203>グループの「最強の調達網」を背景に垂直統合を狙うデンソーか、それとも製造現場の相互補完による水平分業を掲げる東芝か...
カフェチェーンをめぐる大型M&Aが飛び出した。仕掛けたのは焼肉店「牛角」や定食店「大戸屋ごはん処」、居酒屋「北海道」などを展開する外食大手のコロワイド。買収額は400億円を超え、これまで手薄だったカフェ業態の抜本的な強化が狙いだ。
マリコンと呼ばれる海洋土木会社をターゲットとするM&Aが活発化している。清水建設がマリコン中堅のあおみ建設(東京都中央区)の買収を発表。マリコン4位の若築建設に対しては九州の有力企業グループ、麻生(福岡県飯塚市)が子会社化する運びとなった。
オールドメディアの経営環境が日に日に厳しくなってきている。これは日本だけではなく、世界中で同時進行している状況だ。来日した世界最大級の通信社の一つ米AP通信社のデイジー・ヴィーラシンハムCEOに、報道機関が生き残るための「処方箋」を聞いた。
情報システムなどを企画から運用、保守までを一括して請け負う事業者であるSIer(システムインテグレーター)にM&Aの動きが広がっている。M&Aを活用して事業拡大や人材確保を進めようとの狙いが背景にある。