【住友ゴム工業】ダンロップブランドの「盟主」が新たなM&Aに

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
神戸本社ビル

 このほかタイヤ関連のM&Aとしては2003年に実施したオーツタイヤの吸収合併がある。オーツタイヤはファルケンのブランドで自動車タイヤを生産していたが、シェアが低下し、経営が厳しくなっていた。住友ゴムは買収以前から技術援助や共同購買などで協力してきたが、一層の競争激化から一体となってシナジー効果を出すことにした。

 また2017年には英国大手のタイヤ販売会社「ミッチェルディーバー」を買収した。グッドイヤーとの提携解消に伴い、取り組んできた生産増強や販売拡大の一環として買収を決断した。ミッチェルディーバーは英国内で年間約600万本のタイヤを販売する企業...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5