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ナガセ<9733>、住友ゴム工業<5110>傘下でフィットネス事業のダンロップスポーツウェルネスを子会社化

2024/09/27

ナガセは、住友ゴム工業傘下でフィットネス事業を手がけるダンロップスポーツウェルネス(千葉市。売上高87億3000万円、営業利益△2100万円、純資産9億1800万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。ナガセは塾・予備校事業に加え、スイミングスクール事業を手がけるが、総合型スポーツクラブを主力とするダンロップスポーツウェルネスとは会員や拠点の重複がなく、発展性が見込めると判断した。取得価額は4億1000万円。取得予定は2024年12月上旬。

ダンロップスポーツウェルネスはマシンジム、スタジオ、プールを備えた総合型スポーツクラブの「ダンロップスポーツクラブ」21店舗をはじめ、ゴルフ練習場、テニスコート、ゴルフスクール、テニススクールなどを運営している。このうち、ゴルフスクール、テニススクールについては住友ゴムの別の子会社が事業を引き継ぐ。

ダンロップスポーツウェルネスは1990年に北沢バルブ(現キッツ)のウェルネス事業部を前身とし、住友ゴムが2014年に子会社化した。

ナガセは東進スクール、早稲田塾、四谷大塚などの塾・予備校事業を主力とする一方、傘下にはスイミングスクールの名門として知られるイトマンスイミングスクール(東京都新宿区)とイトマンスポーツクラブ(同)を抱える。

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