68歳、近畿地方で食品卸売業を営んでいます。戦前に父が開業した会社を引き継ぎ、はや40年。いつか誰かに譲らなければ……と思いながら、この年齢になってしまいました。後継ぎはいませんし、会社をM&Aで譲渡することに異存はありませんが、一つ懸念するのが、譲渡後の取引先との関係性です...
創業来25年、特殊なオーダーにも応えられる高い技術力を軸に、お取引先から多くの受注をいただいてきました。利益も出しており、財務状態は健全、10 年くらいかけてさらに会社を磨き上げてから譲渡をしたいと考える経営者からの相談例。知り合いのコンサルタントに10年もしたら売れなくなると言われたという。実際はどうなのであろうか。
相続手続きを数多く手掛ける弁護士・西浦 善彦氏に契約の落とし穴「無効」と「取り消し」についてお聞きしました。多数の当事者間における株式売買契約ですが、一部の当事者間の無効、取消事由が別の当事者らに大きな影響を与えることがあります。
M&Aによって、外部の企業に会社を譲渡するオーナー経営者が増えていると聞きました。どのようなメリットがあるのでしょうか。
M&Aが成立しましたが、買い手の要望で株を集約することに。税金を抑える方法は?