ご注意ください
この記事は公開から1年以上経っています。掲載されている情報は、公開当時のものです。

【お悩み】周囲に知られずにM&A交渉を進めるにはどうすればよいか?

alt
※画像はイメージです

Q:自社の売却を検討していますが、正直、家族や従業員には伝えづらいです。どのように伝えればよいのでしょうか。

 特殊な精密加工を行う下請けメーカーで、弊社の技術は業界内でも高い評価をいただいてきました。ただ私も高齢になり後継者がいないので、最近はM&Aによる事業承継を真剣に考えています。

 一つお願いがあって、買い手候補の企業を探してもらうにあたって、弊社がM&Aを検討していることを取引先や同業メーカーに知られたくありません。どのように依頼すればいいのでしょうか。

( 東京都製造業 Y・Aさん)

A:限定された買い手候補企業にのみ情報開示することで解決できますが、何よりも重要なことは……

 あまりよい表現ではありませんが、「出回り案件」という言葉があります。「A社が譲渡を検討しており、買い手企業を探している」という情報があちこちに出回ってしまうことで、このような状況になると、A社の社員や取引先は不安を感じますし、よい買い手候補企業に巡りり合える可能性も下がります。重要な取引先に情報が漏れると取引に影響する恐れもあります。情報管理の失敗はM&Aの失敗につながるばかりでなく、会社の存続を危うくするリスクすらありますが、日常業務に忙しいオーナー経営者がご自身で情報管理を徹底するのは大変なことですから、信頼できるM&Aの専門家に依頼することがまず何よりも重要です。その上で、M&Aにおいて買い手候補企業にアプローチする際のポイントをお伝えします。

NEXT STORY

「不適切な会計・経理を開示した上場企業」調査

「不適切な会計・経理を開示した上場企業」調査

2016/07/02

上場企業で2015年度に「不適切な会計・経理」を開示した企業が、2月9日までに43件に達し、2007年4月の調査開始以来、年度ベース(4月-3月)での最多記録を更新した。「不適切な会計・経理」の内容には、何があり、産業別では、どういう業種に不適切会計が多くみられたのか調査した。