自社の技術や特許は買収時にどう評価されるのか
特許や職人の技術、古くからの顧客など無形財産は買収価額にどう反映されるのでしょうか。
M&A Online
| 2021/9/7更新
2015.07.08
Q:不採算事業の売却を検討しています。その事業に従事する従業員100人は配置転換が難しいため売却先に移ってもらいたいと考えています。法律・会計面の注意点は?(相談者:大手企業の役員・50歳)
A: 取引不成立の可能性が大きいといえます。
まず、買収する側は事業の収益性を期待していますので、不採算事業の原因が人員コストであれば、従業員全員を引き受けることは考えにくいと言えます。
もちろん、自社で従業員のリストラをしたくないという心情はわかります...
特許や職人の技術、古くからの顧客など無形財産は買収価額にどう反映されるのでしょうか。